1) “the priory of Sion”とは?
・シオン修道会
・1099年にフランスの王Godefroiによって、エルサレムにつくられる
・Sionがエルサレムの別名
・Godefroi王はある秘密を持っていた。彼の死後も、その秘密が守られるように、シオン修道会をつくる。
・ある秘密(聖杯)とそれを裏付ける記録を守る
・ローマ・カトリック教会に良く思われていない
↳ローマ教会は聖杯を手に入れ、イエス・キリストの神性が疑われるような事実を消そうとしている。その邪魔となるものが、シオン修道会。彼らは断固として秘密を守る。
2) “the Templars”とは?
・テンプル騎士団
・シオン修道会が集めた9人の騎士団
・聖地パレスチナを守るためではなく、秘密の記録回収が目的
・熱心なキリスト教信者の彼らは、自ら欲のない、苦しい生活を送りながら、記録を探し続けた
・9年かけて見つけ出し、記録をヨーロッパへ持ち帰る
・その功績により、権力を得るようになる
・1300年代、あまりにも力が強かったため、ローマ教皇の命令によって捕えられ、拷問される
・シオン修道会のおかげで根絶はされず、秘密も教皇の手に渡らなかった
・等しい長さの十字架が、彼らのシンボル
3) “Sangreal”?
・フランス語のSangとスペイン語のSangreという血を意味する言葉からなる
・フランス語のSangraalがSangrealになり、SanとGrealに分かれる
・SanはSaintに似ている
↳英語で、Holy Grail(聖杯)となった
4) Sophieにとって(つまり一般的な見方)の “the Holy Grail”とは?p.255も参照
・聖杯は、キリストが最後の晩餐で使ったカップ
↳夕食の後、キリストはワインの入った聖杯を、彼の弟子と分け合った
「杯を取り、感謝して彼らに与えられて言われた。『みな、この杯から飲みなさい。これは契約の、わたしの血であり、罪が赦されるため、多くの人のために流されるものである』」(マタイによる福音書26章27-28節)
・アリマタヤのヨセフが、処刑後のキリストの血を受けた物
5) The Priory of Sionにとってのthe Holy Grailとは?
・カップではない
・力を持つ何かの例え
↳神聖な女性の例え
・守らなければならない秘密
6) Sir Leigh Teabingの考えるthe Holy Grailとは?p.256,259参照
*キリスト教(教会)と女性の関係に注目
・聖杯は人である
・そして、女性である(聖なる女性→女神)
・子宮とも関係する
・キリスト教が、男を創造者にしてしまったため、女性(女神)は罪深いものとされてしまった(知識の木の実を食べたイヴの罪と、アダムのあばら骨から作られたという誕生の仕方から、出産ができる女性の神秘的な力、聖なる力の印象が薄れてしまった)
7) King Arthur伝説とthe Holy Grailの関係
・アーサー王と円卓の騎士の地イギリスに聖杯がある
・突然姿を現した聖杯
↳身も心も穢れを知らない、最も純潔な騎士の手にしか留まらない
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