2017年9月27日水曜日

わちふぃーるど物語 前編

 お久しぶりですね。タイトルからするに、英米文学読むのやめたんかいなと言われちゃうかもね。そんなことないですよ。今は、緋色の研究とおかわりホビットしてますよ。んが、今回はわちふぃーるど物語をテーマにアーティクル書きますわい。

 とはいえ、まだ3冊分しか読んでませんがな。とはいえとはいえ、感想抱きますわな。ずばり、ナルニアっぽいな!雪の神が悪い感じとか。戦争があるとか。創世記って時点で、似てくるのかな。何せ、動物たちがしゃべりまくるとこ。似てるよね。アルスとわちふぃーるど、人間界と異世界があるのもひとつ。
 ただ、善悪の区切りに日本らしさがあるよね。たとえ、死の森側の住人であっても、魔王のスタンスは筋の通った悪だけど、仕える魔物たちの一部はネガティブだったり弱かったり反抗心が魔王にあったりしてね。戦勝国にはわかるまいな考え方だよね。悪者だけど同情しちゃうからね。大蜘蛛さんはもう不憫でかわいそうだもん。
 わちふぃーるどは良い世界ね。
 あと、汽車は銀河鉄道が元ネタかな?
 この作品で何が良いって、言葉選びよね。英語と日本語の擬音を組み合わせて固有名詞つくってるのがね、センスの良さを感じてならないの。バランスが良いんだよ。ちょっと考えれば思いつけそうな名前なんだけど、出ねーもん。言ったモン勝ちですよ。おしゃれよね。音の演出もあってね、劇的なのよ。この日本の道徳心がある社会で、外国な背景が、もうドンピシャな魅力になるんですよね。わしにもこんな世界を造る力があるかしらね。

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